耐震補強のすすめ

私達、杉並建設業協会会員の多くは、簡易耐震相談を行っております。

耐震診断を受ける方のご自宅の多くは、強度が不足しており、それでも、補強にはお金がかかるので、被災の後に、新築なり移転なりを検討すればいい、と考えられる方が多いようです。

しかし、被災した建物を同時には改修できません。

当面住めるように補強することが、逼迫した要求になりますが、それすらも順番待ちになることは明白です。
価格が上がり、着工が遅れ、急いで工事が行われます。その結果、お客様が十分に考えた満足できる建物にはならない可能性も高くなります。

一時的な補強にも費用がかかりますが、費用の心配ができる方はまだ良く、身体に傷害を受けることもあります。

必ずしも犯罪に合うわけではなく、また完全でないとわかっていても、防犯対策をする方は多いはずです。
補強によって完全に安心な建物になるわけでもありませんが、地震は必ず来ます。その時、少しでも被災の度合いを減少させ、地域全体の防災につなげることも大切です。

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皆様のお役に立つべく、お待ち申し上げます。